9/25(木)金剛寺小学校で平和学習の授業をしました!

令和7年9月25日(木)、廿日市市立金剛寺小学校で、5年生2クラス42人のみなさんにエスキーテニスの授業をさせていただきました。

 令和4年度から始めた新たな取り組み 「ESCI PEACE PROJECT」

 エスキーテニスを実際に体験し、子供たちに楽しさを感じてもらうことと、広島で生まれた経緯や宇野本家に残された被爆体験手記をお話しする「体験会と平和学習」をセットにした授業を通じて、「楽しい体験」から平和を学び、広島から全国に発信できる次の世代を育てるこの取り組みも、東広島市、広島市、呉市、そして廿日市市の学校にも広がりました。

 2・3時間目の実技体験の授業では、7人程度ずつ6コートに分かれて、レシーブ練習、アタック練習、ルールの説明、最後には試合も行いました。13人の指導員で丁寧な指導ができ、短い時間でしたが、みなさんメキメキ上手になり、大休憩の時間も自主的に練習する子供たちでコートが埋まりました。

 続いて4時間目に教室に移動し、宇野本家に残る2人の手記をもとに舟入高校の美術部の皆さんに作っていただいた紙芝居を、担任の先生と一緒に読み聞かせるなど、被爆の実相とエスキーテニスに込められた平和の願いについて、平和学習の授業を行いました。

 平和学習の終わりには、平和の継承の視点から考案者の玄孫に当たる高校生の宇野本愛生君の取組について愛生君本人から思いを伝えました。終了後には、愛生君の前に行列ができ握手会になり、廊下に出ても見送っていただく子供たちで埋め尽くされ、私たちの方が、エネルギーをいただきました。 

 エスキーテニスは、平和への願いと共に、これからの未来を支える子どもたちを応援していきますので、学校関係者の皆様、ご希望がございましたら、連盟事務局までご連絡ください。 

 また、現地では地元広島の中国新聞、テレビ新広島の記者の方、東京の出版社の「(株)オフィスなかおか」の中岡さんから取材をいただきました。当日の授業の様子は、コチラをご覧ください。